LONGING



夢は、いつまでも空の彼方にあって、
いつまでも手に入れられなくて。


光は、自分が光だという事さえ、
きっと知らずにいて。


星は、愚かな人々の願いなど、 
聞き入れてはくれない。


季節は、頼まれるわけでもなく、
ずっと巡り続けて。


鳥は、人が翼に憧れている事など、
知る由も無く。


時は、どんなに頼んでも、
止まってはくれない。


――それは、己がそうであることが当然で、憧れる事を知らぬ故に――

―――――――――――
あとがき
はい、古いものを引っ張り出してきました。
数年前に部誌用に書いた代物です。
何かに影響されて書いたはずなのですが、まったく覚えていません(汗)
「LONGING」は、「憧れ」という意味。
人にとって羨ましいことでも、その対象である彼らは、そんなこと知ったこっちゃない、っていうことですね。
Up date 2004.9.26.
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